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ドアディンガーとヘイルマンの違い

デントリペアスクール ドアディンガーとヘイルマンの違い

ドアディンガーとヘイルマンは同じデントリペア業界にいても全く工具や技術や生活スタイルが違います。鈑金業界でいうと鈑金屋さんと塗装屋さんくらい技術の内容が違います。 同じデントリペアの技術を身につけていてもドアディンガーはヘイルマンになれないし、ヘイルマンはドアディンガーにもなれません。さてその違いについて見てみましょう。

ドアディンガーとは

ドアディングという言葉は英語で「ドアえくぼ」という意味です。ドアディンガーは半径30km程度のエリアをテリトリーとし、そのエリアで発生したドアえくぼなどの修理の依頼を引き受けるデントリペア職人のことを指します。仕事の受注先はディーラー、中古車屋さん、板金屋さんなどの自動車業界の業者が多いです。日本におけるデントリペアの知名度はまだまだ低く、自動車業界にいながら実演を見たことがない方は沢山います。地方になるほどその傾向は顕著でしょう。早くて安くてきれいなメリットの多いデントリペアを提案する事によりお客様の顧客満足度を高め、お客様の紹介手数料の確保からの収益アップのお手伝いをしていきます。そうすることによりWIN-WINの関係を築き上げ、あなたの収入は安定していきます。ドアディンガーは一日数個から数十個のヘコミを直して生計を立てています。営業力の個人差にもよりますが平均月収は数十万円から100万円を超えるぐらいが平均値です。現在日本に存在しているほとんどのデントリペア職人がドアディンガーだと言えるでしょう。

ヘイルマンとは

ヘイルマンという仕事のスタイルが日本に入ってきたのは2011年でまだあまり日が経っていない新しい働き方です。ヘイルとは「雹(ひょう)」を意味します。雹災害があった地域には一瞬にして沢山のデントリペアの需要が出来ます。ヘイルマンとはその雹災害を追いかけて日本全国や世界を転々とするデントリペア職人の事を指します。

例えば2012年の茨城県水戸市の雹災害の例のお話をしましょう。

この時に降った雹は広範囲で被害にあった車は18万台ほどあったそうです。これだけの車が一瞬にして1台に数百個から数千個くらいヘコミがあるボコボコの状態になります。ディーラーなどが販売しようとしていた新車や展示していた中古車、または車検や整備でお預かりしていた車まで数十台が一瞬にしてボコボコになってしまいます。その雹が降った全ての地域の自動車関連会社がそのような状況になります。そうなると茨城県内全ての板金塗装会社が一瞬にしてパンクします。2012年の茨城県は修理してもらうまでに2年半待ちでした。この様に爆発的に出来てしまった需要に合わせてその雹が降った地域に会社ごと移動して仕事をするのがヘイルマンの働き方です。
「そんなに車がへこむ程の雹がふるんですか?」という質問を良く受けますが、地球温暖化の影響でゲリラ豪雨などの天変地異が多い中、日本全国で毎年雹災害の報告が増えている状況です。
ヘイルマンが働くのは夏のシーズンが多いです。なぜかというと雹は夏に降るからです。この夏のシーズンだけで1~2年分稼いでしまう職人が多いです。それでは冬は何をしているのですか?という質問を良く受けますが、冬は次の雹災害までじっと待っているか南半球の季節が逆の地域に出稼ぎに出かけていきます。

ヘコミ救急隊のヘイルチーム

ヘコミ救急隊のヘイルチームはバスに乗って移動します。このバスに全ての工具や什器が積んであり、雹が降ったその日のうちに移動して次の日からこのバスが会社そのものになり営業を開始する事ができます。小さな現場の時は職人はこのバスの中で寝泊まりします。




ヘイルマンは1日に数百個から数千個のヘコミを直します

ヘイルマンは1日に数百個から数千個のヘコミを直します。平均月収は100万円~500万円程度です。月収は高いのですが雹が降らなければ何年も仕事がなかったりするので、まさにハイリスクハイリターンの仕事と言えるでしょう。





ドアディンガーがヘイルマンになれない
ヘイルマンがドアディンガーになれない その理由とは

ライフスタイルの差

まずドアディンガーは地元の地域に根をはって活動する営業スタイルです。そこへ雹が降ったとの知らせが入り、一獲千金を夢見て北海道まで遠征したとします。到着してから数日後に地元のお客様からドアえくぼを1か所(1万円の仕事)を直してほしいとの依頼が入ります。その1か所の為に飛行機に乗って地元に帰るとコスト割れしてしまうので殆どの人がその仕事を断って帰りません。雹災害の現場は数か月から長くて数年かかります。全部の雹災害の仕事が終わって地元に帰った頃には地元のお客様は一人残らずいなくなっているのです。
一方ヘイルマンは、日本全国、又は世界各国の雹災害を追いかけて仕事をしています。ヘイルマンは冬の時期に暇になります。そこで冬の間に営業をかけてドアえくぼを集めようとします。何度も中古車屋さんなどに通いやっと店員さんと仲良くなれた頃にまた次の雹がふり数か月地元をあける事になってしまい、地元の業者さんの信用を無くしていきます。そんな事が何年か続いていくうちにドアえくぼを集めるのがおっくうになり、冬の間は何もせずにただひたすら待っているだけの職人が多いのです。

技術と工具の差

ドアディンガーは1日で数個から数十個のヘコミを直します。一方ヘイルマンは1日に数百個から数千個のへこみを直します。これだけを聞くとヘイルマンの方が優秀な職人に聞こえますが、そうではありません。ヘイルマンは水平面のパネル(ルーフやボンネット)に出来た3cm程度のきれいな丸い形の良いヘコミを直すのが得意ですが、ドアやフェンダーなどの縦パネルを直すのはあまり得意ではありません。一方ドアディンガーはこぶし大の大きなヘコミや変則的な形をした複雑なヘコミを直すのが得意です。ヘイルマンは水平面に出来た数十個のヘコミを一度に手をつけます。そして出っ張った箇所の修正のポンチングを数十個のヘコミに対して一度に行います。このような直し方はドアディンガーには出来ません。それぞれ専用の工具が発展しており、ドアディンガーの工具はヘイルマンは持っていないし、ヘイルマンの工具はドアディンガーは持っていません。お互いにヘコミを直す事は出来ますが、その施工のスピードが専門分野外になってしまうと圧倒的に落ちてしまいます。
はじめに申し上げた通り、同じデントリペア職人でも技術の違いが鈑金屋さんと塗装屋さんぐらいの差があるとお伝えしたのはこのような理由からです。

ヘコミ救急隊はドアディンガーとヘイルマンを両立する会社です。

このように一見、両立するのが難しいと思われるドアディンガーとヘイルマンの仕事ですがヘコミ救急隊のように組織化されたチームなら地元に穴をあけることなく雹害事業に参加する事は可能です。誰かが雹害事業に参加している時に違う誰かがその人の地元をカバーします。これはヘコミ救急隊が全国組織で尚且つそれぞれしっかりとした運営ルールや組織化が出来ているから成せるのだと思います。両方の事業に参加する事により、ドアディンガーとヘイルマンの両方の技術を身に着ける事が出来るようになります。また定期的に世界のトップクラスのヘイルマンを呼び寄せて国内の技術者の研修を行っております。

ヘコミ救急隊はドアディンガーとヘイルマンを両立する会社
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